「アコムの借金が増えすぎて返せない」
「アコムの返済を滞納してしまった!」
アコムからお金を借りすぎて返済が苦しくなっていませんか?もしあなたが滞納しているなら、直ちに専門家に相談することをおすすめします。
アコムで返済が遅れると、年率20%の遅延損害金が発生するからです。通常の利息とは別に加算されるので、滞納を続けとどんどん返済が苦しくなります。
放置してしまうと、最終的には給与差し押さえなどのリスクも。
しかし、債務整理をすれば借金が大幅に減額できたり、支払い義務を免除できるかもしれません。
- アコムの借金はどうすれば債務整理できる?
- どの債務整理を選べばいいのか?
- 具体的な手続きの流れ
などを、債務整理に詳しい専門家の視点から、わかりやすく、そして具体的に徹底解説します。アコムの借金問題から解放され、生活を立て直すための一歩を踏み出すための情報として、ぜひ参考にしてください。
目次
アコムの借金も債務整理で解決できます!

アコムからの借金は、債務整理で解決することが可能です。
アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の一員であり、法的な債務整理手続きを拒否することはできません。
任意整理の交渉相手にもなりますし、個人再生や自己破産の手続きにおいても、債権者の一社として対応してくれます。
だから「大きな会社だから無理では…」と心配する必要はありません。
ただし、どの手続きを選択するかは、あなたの状況やアコム側の対応によって異なります。
アコムの借金に有効な債務整理手続きの種類

アコムの借金を解決するために主に用いられる債務整理手続きは、任意整理、個人再生、自己破産の3つです。
任意整理:アコムと交渉し、将来利息カットと分割返済へ
【手続きの概要】
弁護士や司法書士があなたの代理人となり、裁判所を通さずにアコムと直接交渉します。
目標は、今後の利息(将来利息)を全額カットしてもらい、残った元本だけを原則3年~5年(36回~60回)で分割払いできるよう和解することです。
【アコムの対応傾向】
一般的に、アコムは弁護士や司法書士が介入した任意整理の交渉には、比較的協力的であると言われています。
将来利息のカット、返済期間も3年~5年の範囲で和解に応じてくれる可能性が高いです。
場合によっては、事情に応じて5年を超える分割返済(例:72回、84回など)に応じてくれるケースもあります。
しかし、以下のような場合は交渉が難航したり、条件が厳しくなったりする可能性もあります。
- アコムで借りてからの期間が1年未満
- ほとんど返済実績がない。
また、交渉に応じるかどうかはあくまで任意です。
専門家を通さずに個人で交渉しても、有利な条件での和解は期待できません。そもそも交渉に応じてもらえない可能性も高いです。
【任意整理が適しているケース】
- アコムを含めた借金総額が、元本のみであれば3~5年で返済可能な方。
- アコム以外の借金に保証人がいて、その人に迷惑をかけたくない方(アコムのみを整理対象にできる)。
- 自己破産や個人再生は避けたい方。
個人再生:アコムの借金を80~90%減らす
【手続きの概要】
裁判所に申し立て、借金の元本を1/5~1/10に減額してもらい、残額を3年~5年で分割返済する手続きです。
【アコムの立場】
個人再生手続きでは、アコムが手続きに反対しても再生計画に従わなければなりません。任意整理と違い、債権者が拒否することはできないのです。
【個人再生が適しているケース】
- アコムを含む借金総額が多く、任意整理では返済できない方。
- 持ち家があり、住宅ローン特則を利用して家を残したい方。
- 安定した収入があり、減額後の返済が可能な方。
自己破産:アコムを含む借金の支払いを原則ゼロに
【手続きの概要】
裁判所に申し立て、支払い不能であることが認められ、免責許可決定を得ることで、アコムを含む借金の支払い義務が免除される手続きです。
【アコムの立場】
自己破産手続きにおいても、アコムは一債権者として扱われます。
免責が許可されれば、アコムに対する借金の返済義務はなくなります。管財事件で配当可能な財産があれば、他の債権者と同様に配当を受けます。
【自己破産が適しているケース】
- 収入がない、または極端に少なく、返済の目処が全く立たない方。
- 借金が高額すぎて個人再生でも返済できない方。
- 処分されるような高価な財産がない方。
表1:アコムの借金に対する各債務整理手続きの適用
| 手続き | 主な効果 | アコムへの適用 | アコム側の対応(一般的な傾向) | 主な適応状況 |
|---|---|---|---|---|
| 任意整理 | 将来利息カット +分割返済(3~5年) | 和解に応じない可能性もあり | 弁護士経由なら比較的協力的。 | 元本返済可能、保証人保護したい等 |
| 個人再生 | 元本大幅減額 +分割返済(原則3年) | 可能(全債権者対象) | 裁判所の決定に従う | 高額債務、家を残したい等 |
| 自己破産 | 原則支払い免除 | 可能(全債権者対象) | 裁判所の決定に従う | 返済不能 |
【手続き別】アコムの借金を債務整理する流れ

アコムの借金を債務整理する場合の流れは、基本的に他の貸金業者と同様です。専門家(弁護士・司法書士)に依頼した場合の一般的な流れを、手続き別に確認しましょう。
任意整理の場合の流れ
- 専門家への相談・依頼: アコムを含む借入状況を相談し、契約。
- 受任通知の送付: 専門家がアコムへ受任通知を送付
- アコムからの督促・返済がストップ。
- 取引履歴の開示請求・引き直し計算: アコムから取引履歴を取得し、利息制限法に基づき再計算。
- 過払い金の処理: アコムに対し、過払い金があれば残債務と相殺、または返還請求。
- 和解案の作成・交渉: 専門家がアコムと将来利息カット、分割返済(3~5年)の交渉。
- 和解契約の締結: アコムと合意に至れば和解契約を締結。
- 返済開始: 和解内容に基づき、アコムへの返済を再開。
(※詳細は「任意整理の手続きの流れ」に関する記事をご参照ください)
個人再生の場合の流れ
- 専門家への相談・依頼
- 申立て準備(書類収集・作成)
- 裁判所への申立て(アコムを債権者として記載)
- (再生委員選任の場合)再生委員との面談
- 開始決定 → アコムへの返済一時停止
- 債権額の調査・確定(アコムも債権届出)
- 財産状況の報告・確定
- 再生計画案の作成・提出
- 再生計画案の決議・認可 → アコムも拘束される
- 返済開始(アコムへも計画に基づき返済)
(※詳細は「個人再生の手続きの流れ」に関する記事をご参照ください)
自己破産の場合の流れ
- 専門家への相談・依頼
- 申立て準備
- 裁判所への申立て(アコムを債権者として記載)
- (破産審尋)
- 開始決定 → アコムへの返済義務一旦停止。
- (管財事件)管財人による調査・換価・配当
- (管財事件)債権者集会
- (破産手続終結・廃止決定)
- (免責審尋)
- 免責許可決定・確定 → アコムへの支払い義務が原則免除
(※詳細は「自己破産の手続きの流れ」に関する記事をご参照ください)
アコムの債務整理で特に注意すべき4つのポイント

アコムの借金を債務整理するにあたり、特に注意しておきたい、アコム特有とも言えるポイントがいくつかあります。
注意点1:任意整理は専門家でないと難しい
アコムは交渉窓口も確立されていますが、基本的に専門家を想定したものです。
個人が直接交渉を試みても、まず相手にされません。また、将来利息のカットなどの有利な条件を引き出せなかったりする可能性が極めて高いです。
任意整理で損をしたくないなら必ず専門家に依頼しましょう。
注意点2:アコムの取引履歴と過払い金
もしあなたが、2007年(平成19年)よりも前からアコムと取引している場合、過払い金が発生している可能性があります。
場合によっては、数十万円~百万円以上になることもあります。
アコムは消費者金融業界の中でも特に歴史が長く、いわゆる「グレーゾーン金利」での貸付を長期間行っていた会社です。
専門家に債務整理を依頼すれば、アコムから取引履歴を取り寄せ、引き直し計算を行います。
- 過払い金によって、アコムへの借金が大幅に減る、またはゼロになる。
- 借金がゼロになった上で、さらに過払い金が残り、現金として取り戻せる。
という可能性があります。
過払い金請求には時効(最後の取引から10年)がありますので、心当たりのある方は一刻も早く専門家に相談することをおすすめします。
注意点3:「ACマスターカード」が使えなくなる
アコムが発行する「ACマスターカード」は、キャッシング機能とクレジットカード機能が一体になっています。
債務整理を行う場合、このカードが使えなくなります。
アコムを任意整理の対象に含めると、ACマスターカードは原則として強制解約となり、キャッシング機能もショッピング機能も使えなくなります。
ショッピング利用分も任意整理の対象に含めて交渉することになります。
また、個人再生・自己破産の手続きでは、ACマスターカードの未払い分も全て手続きの対象となります。当然、カードは利用できなくなります。
ACマスターカードを公共料金の支払いなどに利用している場合は、債務整理手続き開始前に支払い方法を変更しておく必要があります。
注意点4:三菱UFJグループ(MUFG)内の他の取引
アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の一員です。
そのため、あなたがアコム以外にも、三菱UFJ銀行の口座やクレジットカードをを利用している場合、注意が必要です。
債務整理を行うと、情報が共有され銀行口座が凍結、クレジットカードが停止されます。
任意整理
アコムを任意整理すると、信用情報等を通じてグループ内で情報が共有されます。結果として、三菱UFJ銀行の口座が凍結されたり、他のMUFG系カードが利用停止になったりするリスクがあります。
特に、給与振込口座に三菱UFJ銀行を利用している場合は、専門家と口座変更など対策を相談しておく必要があります。
個人再生・自己破産
個人再生と自己破産の場合、アコムだけでなく、三菱UFJ銀行やMUFG系カードの借金も全て対象となります。
手続き開始決定により、銀行口座は一時的に凍結され、借入金が相殺されて預金が減る可能性があります。
アコムの債務整理における主な注意点
| 注意点 | 内容 | 特に重要なポイント |
|---|---|---|
| ① 専門家への依頼 | 原則として弁護士・司法書士に依頼する | 有利な条件での和解のため |
| ② 任意整理の対応 | 比較的協力的だが、条件は交渉次第。長期分割も可能性あり。 | 実績のある専門家選びが鍵。ACマスターカードは解約に。 |
| ③ 過払い金の可能性 | 古い取引(~2007年頃以前)は可能性大! | 時効(10年)あり。必ず専門家に調査依頼を! |
| ④ ACマスターカード | 債務整理対象に含めると利用不可 | 支払い方法の変更が必要な場合あり。 |
| ⑤ MUFGグループ取引 | 三菱UFJ銀行口座凍結等のリスクあり | グループ内全ての取引状況を専門家に伝える。 |
アコムの借金を債務整理した場合の共通の影響

アコムの借金について債務整理を行った場合でも、他の債務整理と同様の一般的な影響は生じます。
- ブラックリストへの登録: 約5年~10年間、ローンやクレジットカードの利用が制限されます。
- 官報への掲載: 個人再生・自己破産の場合、氏名住所が官報に掲載されます。
- 保証人への影響: 個人再生・自己破産の場合や、任意整理で対象に含めた場合、保証人に請求が行きます。
これらのデメリットも理解しておく必要があります。
費用はどれくらい?分割払いや法テラスは使える?
アコムの借金を債務整理する費用は、アコムだから特別に変わるわけではなく、選択する手続きによって決まります。
- 任意整理: 専門家費用としてアコム1社あたり約4万円~10万円程度。
- 個人再生: 総額で約40万円~80万円以上。
- 自己破産: 同時廃止なら約20万円~40万円程度、管財事件なら約50万円~80万円以上。
これらの費用についても、
- 専門家費用の分割払い(積立金方式)
- 法テラスの民事法律扶助制度(費用立て替え)
といった方法で、支払いの負担を軽減できる可能性があります。費用が心配な方も、まずは専門家に相談してみることが重要です。
【まとめ】アコムの借金は債務整理で減額できる!過払い金は専門家へ要相談

アコムからの借金は、債務整理によって解決することが可能です。 決して一人で悩み続ける必要はありません。
特に任意整理の場合、専門家が介入すれば、将来利息のカットや分割返済の和解に至る可能性が高いです。
これらの点を踏まえ、あなたにとって最適な解決策を見つけるためには、債務整理に詳しい弁護士や司法書士への相談が不可欠です。
無料相談などを利用し、まずはご自身の状況を診断してもらい、具体的な手続きの流れや注意点、そして費用の見積もりなどを確認することから始めましょう。

