もしかして占い詐欺かも!?電話占い詐欺師の手口を弁護士が暴露します。

詐欺 占い詐欺
もしかして占い詐欺かも!?電話占い詐欺師の手口を弁護士が暴露します。

「まさか自分が占い詐欺に遭うなんて…」

自分は大丈夫と思っていた人が、次々と詐欺師の罠に落ちています。

中には、電話占い相談がきっかけとなり、合計650万円の被害に遭ってしまった人も…

今、占い詐欺が流行っていることをご存じでしょうか?

「このままだと不幸になる」「祈祷が必要」そんな言葉に導かれ、気づけば数十万円以上の被害に遭っている…

それが、占い詐欺の怖さです。

不安な気持ちに寄り添い、希望を与えてくれるはずの占い。でも中には心のスキを利用して、高額なお金をだまし取る詐欺師が潜んでいます。

でも、心配ご無用です。

ここでは、占い詐欺を解決してきたプロ弁護士監修のもと、実際の占い詐欺の手口と詐欺師の特徴をわかりやすく解説します。

  • 占い詐欺と「霊感商法」「恋愛詐欺」の違いと共通点
  • 手口や媒体別「占い詐欺」の種類
  • 法律から見た「詐欺」とは何か?
  • 被害に遭った場合の対処法

もし、あなたがすでに占い詐欺に掛かってしまった場合、また掛かってしまったかも?と思ったときは、すぐに法律事務所FORWARDまでご相談ください

解決に向けて全力サポートいたします。

占い詐欺と「正規の占い」:弁護士が違いを解説

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もっとも重要なのが、真っ当な占いサービスと悪質な占い詐欺を見分けることです。両者には、目的、料金、言動などに明確な違いがあります。

比較項目占い詐欺正規の占いサービス
目的金銭搾取。相談者の弱みにつけ込む。相談者の悩み解決のサポート、自己理解の促進 など
料金体系不明瞭、高額、次々と追加料金が発生。「祈祷料」「情報料」などあいまいな名目。明確、事前に料金説明あり。「〇分〇円」「鑑定1回〇円」など分かりやすい。
鑑定内容・言動不安を過度に煽る(悪い霊がついている)。依存させる(私だけがあなたを救える)。具体的なアドバイス。相談者の自己決定を尊重。「占いは絶対ではない」ことを伝える。
結果へのスタンス当たらなくても「あなたの行動が足りない」「信じる力が弱い」など責任転嫁する。占いは未来を確定するものではないと説明。結果を踏まえ、どう行動するかのヒントを与える
物品販売効果のない高額な物品(ツボや石、護符など)の購入を強要する。物品販売をしないか、するとしても安価で、購入は完全に任意。
連絡先・運営者情報不明瞭、偽りの情報。連絡が取れなくなる。明確に表示。連絡が取れる。

※表は横スクロール可能です。

重要なポイントは、「相談者のため」ではなく

「お金のため」になっていないか?

「不安を煽って依存させよう」としていないか

という点です。正規の占い師は、相談者が自分の力で前向きに進めるようサポートすることを目的としています。

占い詐欺と他の悪質商法の違い・共通点

弁護士

占い詐欺は、他の悪質に類似していたりすることがあります。それぞれの違いと共通点を理解しておきましょう。

占い詐欺 vs 霊感商法

違い: 占い詐欺は「占い」を前面に出すことが多いです。一方で、霊感商法は占い師や教祖などの「特別な霊能力」を強調します。

「霊がついている」「先祖の因縁」などと不安を煽り、除霊費用や高額な物品(ツボ、印鑑、数珠など)を売りつけるのが典型です。

共通点: 人の不安につけ込む点や科学的根拠のない点は共通しています。「占い」を入口に霊感商法へ誘導されるケースも少なくありません。

占い詐欺 vs 恋愛詐欺(ロマンス詐欺)

違い: 恋愛詐欺は、SNSやマッチングアプリなどで知り合い、恋愛感情や結婚をちらつかせて金銭を騙し取る手法です。占いは直接関係ない場合も多いです。

共通点: 占い師が「二人の将来のため」などと言って、高額な支払いを要求したりするなど、占いが恋愛詐欺のツールとして悪用されるケースがあります。

占い詐欺 vs 投資詐欺

違い: 投資詐欺は、「必ず儲かる」「元本保証」などと嘘をつき、架空の投資話や価値のない金融商品などを売りつけるのが目的です。

共通点: 詐欺師が「あなたには強い金運がある」などと、相手を信じ込ませる手口を使う点で共通しています。

「この特別な投資をすれば、あなたの金運がさらに開花する」などと、高リスクな金融商品を買わせることもあります。占いが詐欺の入口として使われるパターンです。

占い詐欺 vs 宗教的(カルト的)勧誘

違い: カルト的な勧誘は、宗教団体への入信や活動への参加、高額な献金などを目的とします。占い詐欺の主目的は金銭搾取です。

共通点: 占いを入口として、「あなたの不幸の原因は信仰が足りないから」「この団体に入れば救われる」などと、巧妙に宗教団体へ勧誘するケースがあります。悩みにつけ込む点で共通しています。

種類主な目的典型的な手口・キーワード占いとの関連性
占い詐欺金銭搾取高額鑑定料、祈祷料、情報料、当選保証占いを悪用
霊感商法金銭搾取(物品販売、除霊費用など)「霊がついている」「因縁」、除霊、壺・印鑑・数珠など占い師が霊能者を名乗る
恋愛詐欺金銭搾取恋愛感情、結婚、「助けてほしい」占いをきっかけに関係構築、占い師が加担
投資詐欺金銭搾取「元本保証」「必ず儲かる」未公開株、仮想通貨、FX金運占いで信用させ、投資話に誘導
宗教的勧誘入信、献金、活動参加「救われる」「幸せになれる」、団体への所属占いを入口に勧誘、悩みを利用

※表は横スクロール可能です。

占い詐欺の手口・媒体による特徴と対処法

占い詐欺は、行われる媒体によっても特徴が異なります。

占いサイト・アプリ型

特徴: 最も手軽にアクセスできる反面、被害が発覚しにくい。無料鑑定で誘い込み、ポイント購入や月額課金で鑑定を続けさせ、気づくと高額になっているケースが多い

チャット形式が多く、相手が本当に占い師なのか、サクラがマニュアル通りに対応しているだけなのか見分けがつきにくい。

対処法: チャットをムダに長引かせようとする。何かに誘導しようとしている場合は要注意。返信にポイントが必要な場合は、深入りせずにやめたほうがいい

電話占い型

特徴: 占い師と直接会話できるため、情に訴えかけられたり、巧みな話術で引き止められたりする。長時間利用してしまい高額な通話料・鑑定料を請求されるケースがある。

「あと少しで解決するから」「今やめると良くない」などと言って、なかなか電話を切らせてもらえないことも。

対処法:事前に料金体系を確認しておく。不明確な点があれば質問する。もしはぐらかされたら詐欺の可能性が高い

対面占い型

特徴: 占い館や個人の鑑定室などで行われる。直接会って話すため、相手の雰囲気や言葉に影響されやすい

その場で高額な祈祷や物品購入を迫られたり、密室で断りにくい状況を作られたりする危険性がある。

対処法:もし高額商品を買わされてしまった場合でも、手口次第では霊感商法にあたります。契約を取り消しにできる可能性があるので、弁護士に相談してみてください。

比較表

媒体特徴対処法
占いサイト・アプリ手軽、ポイント課金、サクラの可能性チャットを長引かせられたら、連絡を絶つ。
電話占い会話による引き延ばし、高額な通話料・鑑定料、依存しやすい事前に料金体系を確認する。不明確なら申し込まない。
対面占い直接的プレッシャー、高額物品販売、密室での勧誘弁護士に相談する(返品できる可能性がある)

法律から見た「違い」:なぜ占い詐欺は犯罪なのか?

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「当たらなかった占い」が全て詐欺になるわけではありません。では、どのような場合に法律上の「詐欺」と判断されるのでしょうか?

刑法上の詐欺罪(刑法246条)が成立するためには、大まかに以下の要素が必要とされます。

嘘をつき、相手がそれを信じ込んでしまった際に成立します。

  1. 欺罔(ぎもう)行為: 相手を騙す(嘘をつく)行為。
    • 例:「宝くじが絶対に当たる特別な数字を教える」(客観的に不可能なことを可能であるかのように言う)
  2. 錯誤: 相手がその嘘を信じ込んでしまうこと。
    • 例:被害者が「本当に当たるんだ」と信じてしまう。
  3. 処分行為(交付行為): 騙された結果、被害者が自ら財産(お金など)を差し出してしまうこと。
    • 例:情報料としてお金を支払ってしまう。
  4. 財産的損害の発生: 被害者が金銭などの財産を失うこと。
  5. 因果関係: 騙す行為によって錯誤に陥り、その結果お金を渡し、損害が発生した、という一連の流れがあること。
  6. 故意と不法領得の意思: 加害者に、騙してお金を取ってやろうという意図があること。

占い詐欺の場合、特に「欺罔行為」があったかどうかがポイントになります。

「当たるかもしれない」という程度の期待を持たせるだけでは詐欺とは言えません。

しかし、「絶対に当たる」「祈祷すれば必ず病気が治る」など、明らかに虚偽とわかる断定的な表現で相手を騙した場合には、詐欺罪が成立する可能性が高まります。

また、脅してお金を要求すれば恐喝罪、契約内容について嘘の説明をすれば特定商取引法違反(不実告知)などに該当する可能性もあります。

被害に遭った場合の対処法:「違い」による対応の差は?

法律家 弁護士 

占い詐欺の種類や手口が異なっても、被害に遭った場合の基本的な対処法は共通しています。

基本的な対処法(共通)

  1. 証拠保全: やり取りの記録、支払い記録、相手の情報など、あらゆる証拠を確保する。(最重要)
  2. 専門機関への相談: 消費生活センター(188)、警察(#9110)、弁護士に相談する。
  3. 返金請求: 弁護士に依頼するなどして、相手方に返金を求める(交渉、場合によっては訴訟)。

詐欺の種類に応じた注意点の違い

基本的な流れは同じですが、詐欺の種類によって少し注意点が異なる場合があります。

  • 霊感商法が絡む場合: 被害者がマインドコントロール状態にある可能性も考慮し、ご家族など周りの方が協力して、消費者問題やカルト問題に詳しい専門家(弁護士や相談機関)につなげることが有効な場合があります。
  • 恋愛詐欺が絡む場合: 金銭的な被害回復と同時に、被害者の精神的なケアも重要になります。カウンセリングなどのサポートも検討しましょう。
  • サイト型/電話型の詐欺: 相手(運営会社)の特定が返金請求の最初のハードルになります。弁護士は、弁護士会照会などの手段で相手の情報を調査することができます。
  • 対面型の詐欺: 相手の身元が比較的はっきりしている場合もありますが、一方で直接的な威圧を受けている可能性もあります。交渉は弁護士に任せるのが安全です。

相談先の選び方

どの相談先も重要ですが、特に弁護士に相談する場合、占い詐欺や消費者トラブル、インターネット関連の詐欺案件に詳しい弁護士を選ぶと、よりスムーズな解決が期待できます。

よくある質問(FAQ)

q

当たらない占いは全て詐欺ですか?

a

いいえ、そうではありません。

占いは未来を保証するものではなく、当たることもあれば外れることもあります。

正規の占いサービスであれば、その点を説明した上で、アドバイスやヒントを提供します。

詐欺と判断されるのは、明らかに虚偽の内容で相手を騙し、不当に高額な金銭を要求した場合などです。

q

占い師に「運気が悪い」「先祖の因縁がある」と言われただけでも詐欺?

a

それだけでは直ちに詐欺とは言えません。

しかし、それを理由に高額な祈祷料や物品購入を迫られた場合は、霊感商法や占い詐欺の可能性が高まります。不安を煽る言葉には注意し、高額な要求には応じないようにしましょう。

q

占いサービスにクーリングオフは適用されますか?

a

占いサービス自体は、基本的にクーリングオフの対象外です。

ただし、占いに関連して高額な物品(開運グッズなど)を対面販売や電話勧誘販売などで購入させられた場合には、特定商取引法に基づきクーリングオフが適用される可能性があります。

また、契約内容に問題があれば、クーリングオフ期間が過ぎていても契約を取り消せる場合もあります。詳しくは消費生活センターや弁護士にご相談ください。

q

占い詐欺と気づかずに長期間支払い続けてしまった場合は?

a

被害に気づいた時点からでも、返金請求できる可能性はあります。

ただし、時間が経つほど証拠集めや相手の特定が難しくなることもあります。

諦めずに、まずは証拠を整理し、速やかに専門家に相談しましょう。時効(権利が消滅する期間)の問題もありますので、早めの行動が肝心です。

q

弁護士に相談する際、「違い」をどう説明すればいい?

a

難しく考える必要はありません。

「占いサイトで高額請求された」「電話占いで長時間引き止められた」「対面で高額な石を買わされた」など、具体的な被害の状況を、いつ、どこで、誰から、どのような名目で、いくら支払ったか、などを時系列で説明すれば大丈夫です。

集めた証拠を見せながら話すと、弁護士も状況を理解しやすくなります。

まとめ:様々な「違い」を知り、賢く占いと付き合おう

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占い詐欺は、様々な形態をとり、他の悪質商法とも結びつきながら、私たちの心の隙を狙ってきます。

大切なのは、正規の占いサービスと悪質な占い詐欺との「違い」をしっかり認識することです。

  • 料金体系は明確か?
  • 不安を煽り、依存させようとしていないか?
  • 非科学的な根拠で高額な要求をしていないか?

これらの点に注意し、冷静に判断する目を養いましょう。

また、占い詐欺は霊感商法や恋愛詐欺など、他の手口と区別がつきにくい場合もあります。しかし、どのような「違い」があっても、被害に遭った場合の基本的な対処法(証拠保全、専門家への相談)は同じです。

もし被害に遭ってしまったら、決して自分を責めたり、諦めたりしないでください。

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