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こんなショートメールが届いたことはありませんか?
実はこれ、フィッシング詐欺の典型的な手口です。
フィッシング詐欺に引っかかったときの被害は大まかに3つあります。
- 銀行口座からお金を勝手に引き出される
- クレジットカードを不正利用される
- SNSアカウントを乗っ取られる
フィッシング詐欺は年々巧妙化しており、本物と見分けがつかない偽サイトに誘導されることが増えています。
本記事では、フィッシング詐欺に引っかかったら何が起こるのか、実例と対策を具体的に解説します。
読み終わったときには、フィッシング詐欺から身を守る知識と、万が一被害に遭った際の対処法が身につくはずです。
目次
フィッシング詐欺とは?

偽サイトに誘導して情報を盗む手口
フィッシング詐欺とは、実在する企業や組織を装い偽のウェブサイトに誘導して個人情報を盗み取る手口です。
犯人は正規の企業になりすましてメールやSMSを送信し、受信者に緊急性を訴えてリンクをクリックさせます。
リンク先は本物そっくりに作られた偽サイトであり、そこでIDやパスワード、クレジットカード番号などを入力させて情報を盗み取るのです。
盗まれた情報は不正ログイン、金銭の引き出し、クレジットカードの不正利用などに悪用されます。
フィッシング詐欺は近年増加傾向にある
フィッシング詐欺の被害は年々増加しており、誰もが被害者になる可能性があります。
大手銀行、通販サイト、配送業者、行政機関など様々な組織を装った手口が報告されています。
特に、新型コロナウイルスの影響でオンライン決済やネットバンキングの利用が急増したことで、フィッシング詐欺の標的となる機会も増えました。
偽サイトの精度も年々向上しており、一目では見分けがつかないケースも存在します。
フィッシング詐欺に掛かったら何が起こる?

銀行口座からお金を勝手に引き出される
フィッシング詐欺で銀行のログイン情報を盗まれると、口座から不正に送金される被害が発生します。
犯人はあなたのIDとパスワードを使ってオンラインバンキングにログインし、別の口座へ勝手にお金を移動させます。
被害に気づくのは通帳記帳や取引明細を確認したときであり、発見が遅れるほど被害額は大きくなります。
また、銀行によっては不正送金の補償制度がありますが、本人に重大な過失があると認定された場合には補償されないこともあります。
クレジットカードを不正利用される
クレジットカード情報が盗まれると、ネットショッピングや高額商品の購入に悪用される危険性があります。
犯人はカード番号、有効期限、セキュリティコードなどを使って、オンライン決済を行います。
気づいたときには数十万円から数百万円の請求が届いており、支払い義務を負わされる可能性もあります。
カード会社には不正利用の補償制度がありますが、暗証番号を第三者に教えた場合や本人の管理不備が認められた場合は補償されません。
SNSを乗っ取られる
SNSのログイン情報が盗まれると、アカウントを勝手に操作される被害が発生します。
犯人はあなたのアカウントにログインし、友人やフォロワーに詐欺メッセージを送信したり、プロフィール情報を書き換えたりします。
また、アカウント内に保存されている個人情報や写真を悪用されるリスクもあります。
乗っ取られたアカウントから詐欺被害が広がると、あなた自身が加害者として見られてしまう可能性もあるのです。
フィッシング詐欺に引っかかったときの対策・相談先

銀行やクレジットカード会社への連絡
フィッシング詐欺に引っかかったと気づいたら、まず銀行やクレジットカード会社へ直ちに連絡してください。
不正利用を停止するため、口座の一時停止やカードの利用停止措置を取ってもらう必要があります。
連絡が早ければ早いほど被害を最小限に抑えられるため、深夜や休日でも緊急連絡窓口に電話することが重要です。
また、不正利用の補償を受けるためには速やかな報告が条件となっている場合が多いため、発見後すぐに行動しましょう。
ID、パスワードの変更
情報を入力してしまった場合は、すぐに正規のサイトからログインしてIDとパスワードを変更してください。
犯人が既にログイン情報を入手している可能性が高いため、変更しなければ被害が拡大します。
また、同じパスワードを他のサービスでも使い回している場合は、そちらも併せて変更することが必要です。
パスワード管理アプリを活用して、強固で異なるパスワードをサービスごとに設定することをおすすめします。
警察、消費者センターへ相談
被害が発生した場合や被害の恐れがある場合は、警察や消費者センターに相談しましょう。
警察へは最寄りの警察署または都道府県警察のサイバー犯罪相談窓口に連絡することができます。
被害届を提出することで、犯人の検挙や被害の拡大防止につながる可能性があります。
また、消費者ホットライン(188番)では専門の相談員が対応してくれるため、今後の対応について具体的なアドバイスを受けられます。
弁護士に返金の可能性を聞く
被害金額が大きい場合や補償が受けられない場合は、弁護士に相談して返金請求の可能性を確認してください。
金融機関やカード会社が補償を拒否した場合でも、法的な観点から交渉や訴訟を行うことで返金される可能性があります。
また、詐欺の加害者が特定できた場合には、損害賠償請求を行うこともできます。
無料相談を受け付けている法律事務所も多いため、まずは気軽に相談してみることをおすすめします。
フィッシング詐欺被害の実例4選

大手企業に成りすまして偽サイトに誘導する
最も典型的な手口は、大手銀行や通販サイトを装ったメールで偽サイトに誘導する方法です。
「アカウントの不正利用を検知しました。すぐにログインして確認してください」といった緊急性を訴える文面で不安を煽ります。
リンクをクリックすると本物そっくりのログイン画面が表示され、IDとパスワードを入力させられます。
入力した情報は即座に犯人に送信され、不正ログインや送金に悪用されるのです。
送信元を偽装する
メールやSMSの送信元情報を偽装し、あたかも実在の企業から送信されたように見せかける手口も増えています。
スマートフォンでは同じ送信者名から過去に正規のメッセージを受け取っている場合、新しいメッセージも同じスレッドに表示されることがあります。
このため、偽のメッセージであっても正規の企業からの連絡だと信じ込んでしまう危険性が高まります。
送信元表示だけでなく、メッセージの内容やリンク先のURLを必ず確認することが重要です。
ウイルスに感染したと言って誘導する
「あなたのスマートフォンがウイルスに感染しました。今すぐセキュリティ対策アプリをインストールしてください」
という警告画面を表示する手口です。
実際にはウイルスに感染していないにもかかわらず、恐怖心を煽って偽のセキュリティアプリをインストールさせます。
インストールしたアプリは個人情報を盗み取る不正なプログラムであり、端末内の写真や連絡先、ログイン情報などが流出します。
正規のセキュリティアプリは突然警告画面を表示することはないため、冷静に対処することが大切です。
抽選に当選したと言って誘導する
「おめでとうございます。高額商品の抽選に当選しました。受け取りには個人情報の登録が必要です」
という射幸心をあおるメッセージで誘導する手口もあります。
応募した記憶がない抽選でも、お得な情報だと思いリンクをクリックしてしまう人が後を絶ちません。
リンク先では氏名、住所、電話番号、クレジットカード情報などを入力させられ、これらの情報が悪用されます。
身に覚えのない当選通知は必ず詐欺だと疑い、公式サイトから直接確認することが重要です。
フィッシング詐欺の見分け方

URLは本物と同じか?
フィッシング詐欺を見分ける最も確実な方法は、リンク先のURLを確認することです。
偽サイトのURLは本物と似ていますが、よく見ると微妙に異なる文字が使われていたり、ドメイン名が違ったりします。
例えば、本物が「example.co.jp」であるのに対し、偽物は「examp1e.co.jp」のように数字の「1」を使って偽装するケースがあります。
メールやSMSのリンクをクリックする前に、長押しでURLをプレビュー表示させて確認する習慣をつけましょう。
日本語が不自然でないか?
フィッシング詐欺のメールやサイトには、しばしば不自然な日本語が含まれています。
機械翻訳を使用しているため、文法や言い回しがおかしかったり、通常使わない表現が含まれていたりします。
また、正規の企業が送信するメールでは通常使用しない強い言葉で緊急性を煽る文章も怪しいサインです。
少しでも違和感を覚えたら、メールの差出人や内容を疑い、公式サイトから直接確認することをおすすめします。
フィッシング詐欺に引っかからないための対策

不審なメール・SMSのURLにアクセスしない
フィッシング詐欺を防ぐ最も基本的な対策は、不審なメールやSMSに記載されたURLをクリックしないことです。
緊急性を訴える内容や身に覚えのない通知であっても、安易にリンクを開いてはいけません。
正規の企業は緊急の場合でもメールだけで重要な手続きを求めることはほとんどなく、必ず公式サイトや電話での確認を案内します。
メールで通知が来た場合は、リンクをクリックせずブラウザから公式サイトへ直接アクセスして確認する習慣をつけましょう。
メールのフィルタリング機能を使う
メールサービスのフィルタリング機能や迷惑メールフィルターを活用することで、フィッシング詐欺のメールを受信前にブロックできます。
多くのメールサービスは自動的に怪しいメールを検知し、迷惑メールフォルダに振り分けてくれます。
また、特定のキーワードや送信元をブロックする設定も可能なため、繰り返し届く詐欺メールを遮断できます。
フィルタリング機能は完璧ではありませんが、被害に遭うリスクを大幅に減らせる有効な対策です。
Google検索で公式サイトからアクセスする
企業のサイトにアクセスする際は、メールのリンクからではなくGoogle検索で公式サイトを探してアクセスしましょう。
検索結果の上位に表示されるのは通常、正規の公式サイトであるため、偽サイトに誘導されるリスクを回避できます。
また、ブラウザのブックマーク機能を使って頻繁に利用するサイトを登録しておくことも効果的です。
公式サイトを毎回検索またはブックマークからアクセスする習慣をつけることで、フィッシング詐欺から身を守れます。
まとめ:フィッシング詐欺はパッと見ではわからない

フィッシング詐欺は年々巧妙化しており、一目で偽物だと見抜くことは困難になっています。
本物そっくりの偽サイト、正規の企業を装ったメール、緊急性を訴える文面など、あらゆる手段で私たちを騙そうとします。
しかし、URLの確認、不審なメールを開かない、公式サイトから直接アクセスするといった基本的な対策を徹底すれば被害を防げます。
万が一フィッシング詐欺に引っかかった場合は、すぐに銀行やクレジットカード会社へ連絡し、パスワードを変更し、警察や弁護士に相談してください。
結論として、フィッシング詐欺から身を守るには日頃の警戒心と正しい知識が不可欠です。今すぐ対策を始めて、大切な情報と財産を守りましょう。
どうすれば返金・補償できるのかわからない…という方へ
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しかし、補償が受けられない場合でも、弁護士に相談すれば過去の事例から返金の可能性を教えてもらえます。
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法律事務所FORWARD 代表弁護士
監修者:保坂 康介(ほさか こうすけ)
弁護士登録から11年が経過し、これまで一つ一つの案件に丁寧に向き合い、着実に実績を積み重ねてまいりました。借金問題解決を強みとしており、今後も皆様と共に前進し、弁護士として的確な法的サポートを提供できるよう努めてまいります。


