国際ロマンス詐欺の見分け方8選!引っかかる人の特徴はあなたも当てはまるかも?

ロマンス詐欺
国際ロマンス詐欺の見分け方8選!引っかかる人の特徴はあなたも当てはまるかも?

SNSやマッチングアプリで知り合った外国人から告白をされ、恋に落ちていく…

誰もが憧れるようなシチュエーションですよね。

しかし、近年はこの心理を利用して詐欺が行われています。

国際ロマンス詐欺と呼ばれ、被害は急激に増加しています。

警察庁によると2024年1月から3月だけで2,303件、被害額は約279.8億円にもなります。

さらに、被害の80%が40代以上の中高年層に集中しているのです。

副業詐欺の特徴
  • 「投資型ロマンス詐欺」が91%
  • マッチングアプリからの接近が42%
  • 被害時の連絡ツールはLINEが95%

本記事では、国際ロマンス詐欺の見分け方8選と、引っかかる人の特徴について詳しく解説します。

詐欺かどうか判断に困るケースの対処法も記載していますので、ぜひご覧ください。

詐欺の返金はスピードが命です。

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目次

もし国際ロマンス詐欺に遭ったら?

ダメ no

相手との連絡を絶つ

国際ロマンス詐欺に遭ったと確信した場合、まず最初に行うべきことは相手との連絡を完全に絶つことです。

詐欺師は被害者との関係を維持しようと、様々な口実で連絡を取り続けようとします。

「誤解を解きたい」「説明させてほしい」などの言葉で、被害者の感情に訴えかけてきますが、これらはすべて詐欺を継続するための手段です。

LINE、電話番号、SNSのアカウントなど、すべての連絡手段をブロックし、新たな接触を防ぐことが重要です。

また、詐欺師は別のアカウントを作成して接触を図る可能性があるため、知らない相手からの連絡には十分注意が必要です。

感情的に辛い状況かもしれませんが、これ以上の被害を防ぐためには、毅然とした態度で関係を断つことが不可欠です。

これまでのやり取り証拠保全する

詐欺の被害を受けたことが判明した場合、警察への相談や法的手続きのために証拠を保全することが重要です。

相手とのメッセージのやり取り、写真、音声データ、送金の記録など、関連するすべての情報をスクリーンショットや印刷物として保存しましょう。

LINEやメールの履歴、銀行振込の明細書、投資サイトの画面なども重要な証拠となります。

これらの証拠は、詐欺の手口を解明し、加害者を特定するための貴重な材料です。

証拠保全の際は、日時や状況も合わせて記録しておくと、より有効な証拠となります。

感情的に辛い内容かもしれませんが、将来的な被害回復のためには必要な作業です。

デジタルデータは消去される可能性もあるため、できるだけ早期に保存作業を行うことが重要です。

警察に被害届を提出する

国際ロマンス詐欺の被害を受けた場合は、恥ずかしさや自責の念を感じても、必ず警察に被害届を提出することが重要です。

詐欺は立派な犯罪であり、被害者に落ち度はありません。

警察への相談により、同一の加害者による他の被害事例と照合され、犯人逮捕につながる可能性があります。

また、被害届の提出は、犯罪収益の追跡や凍結のための重要な手続きでもあります。

サイバー犯罪対策課や生活安全課などの専門部署が対応し、国際的な捜査協力を通じて加害者の特定を行います。

早期の相談により、他の被害者を救うことにもつながります。

弁護士に相談する

国際ロマンス詐欺の被害回復を図るためには、詐欺事件に精通した弁護士への相談が効果的です。

弁護士は法的な観点から被害状況を分析し、最適な解決策を提案してくれます。

民事訴訟による損害賠償請求、犯罪収益の回復手続きなど、個人では困難な法的手続きを代行してくれます。

弁護士費用が心配な場合は、成功報酬制度や法テラスの利用も検討できます。

早期の相談により、証拠の散逸を防ぎ、被害回復の可能性を高めることができます。

一人で抱え込まず、専門家の力を借りることが被害解決への近道です。

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国際ロマンス詐欺とは?

海外在住者を装い、恋愛感情を利用する詐欺

国際ロマンス詐欺 図解

国際ロマンス詐欺とは、詐欺師が海外在住の魅力的な外国人を装い、恋愛感情を抱かせてから金銭をだまし取る犯罪です。

詐欺師は最初から金銭を騙し取ることが目的であり、本物の恋愛感情は一切ありません。

医師や軍人、実業家など社会的地位の高い職業を詐称し、被害者に信頼感を与えます。

長期間にわたって愛情深いメッセージを送り続け、被害者が完全に信用した段階で投資話や緊急事態を理由とした送金要求を行います。

現在では組織的に行われることが多く、複数の人間が役割分担をして一人の被害者を騙すケースも増えています。

国際ロマンス詐欺被害者は40代以上が80%

国際ロマンス詐欺の被害者のうち、40代以上が全体の80%を占めるという深刻なデータがあります。

この年代の方々が狙われる理由は複数あります。まず、経済的に安定しており、まとまった資産を持っている可能性が高いことです。

また、子育てが一段落し、新しい出会いや刺激を求める心理状態にあることも要因の一つです。

さらに、SNSやマッチングアプリの操作に不慣れで、オンライン上の危険性についての知識が不足していることも挙げられます。

詐欺師はこれらの特徴を把握しており、ターゲットの年代や心理状態に合わせて巧妙にアプローチしてきます。

年代を問わず警戒心を持つことが重要ですが、特に40代以上の方は注意が必要です。

国際ロマンス詐欺のおもな種類

ロマンス

「投資型ロマンス詐欺」が71%

警視庁によると、国際ロマンス詐欺の中でも、投資を勧めてくる「投資型ロマンス詐欺」が全体件数の71%を占めています。

この手口では、詐欺師が「特別な投資案件がある」「一緒に投資をして将来のために資金を増やそう」と持ちかけてきます。

仮想通貨、FX、不動産投資など、高収益をうたった案件を紹介し、最初は少額から始めさせて利益が出ているように見せかけます。

投資サイト自体が偽物であり、表示される利益も架空の数字です。

恋愛感情と金銭的欲求の両方を刺激する、極めて悪質な手口です。

※出典:警察庁『SNS型投資・SNS型ロマンス詐欺の被害発⽣状況(R6.1~R6.6)』

マッチングアプリからの接近が42%

国際ロマンス詐欺の接触手段として、マッチングアプリからのアプローチが42%を占めています。

詐欺師は国際的な出会いを求める人が多く利用するマッチングアプリに狙いを定め、魅力的なプロフィールを作成してターゲットに接近します。

プロフィール写真にはAI画像を利用、職業も医師や、軍人など社会的信用度の高いものを設定します。

マッチング後は熱烈なアプローチを仕掛け、短期間で強い愛情を示します。

通常の恋愛よりもペースが早く、相手のことをよく知らないうちに深い関係に発展させようとするのが特徴です。

被害時の連絡ツールはLINEが95%

国際ロマンス詐欺において、被害が発生する際の連絡ツールとしてLINEが95%という圧倒的な割合で使用されています。

詐欺師がLINEを多用する理由は複数あります。

まず、日本人にとって最も身近で使いやすいコミュニケーションツールであることです。

また、WhatsAppやTelegramなど海外製のアプリと比較して、日本人が警戒心を抱きにくいという心理的効果もあります。

さらに、LINEでは音声メッセージや写真、動画の送信が簡単にでき、より親密な関係を演出しやすいという利点もあります。

詐欺師は最初はマッチングアプリやSNSで接触し、関係が深まったタイミングでLINE交換を提案してきます。

LINEに移行した後は、より頻繁で親密なやり取りを通じて被害者の信頼を獲得し、最終的に金銭を要求します。

参考:警察庁『特殊詐欺対策ページ』2025年

国際ロマンス詐欺の典型的な6つの手口とは

国際ロマンス詐欺 手口

手口1:投資サイトや銀行口座への入金を指示

国際ロマンス詐欺の最終段階では、詐欺師が偽の投資サイトや銀行口座への入金を指示してきます。

この時点で被害者は既に詐欺師を完全に信頼しており、言われるがままに送金してしまうケースが多発しています。

投資サイトは本物そっくりに作られており、最初は少額の利益が出ているように表示されて被害者を安心させます。

しかし、実際には投資は行われておらず、入金した資金はすべて詐欺師の元に流れる仕組みになっています。

銀行口座についても、実在する銀行の名前を使った偽のオンラインバンキングサイトが用意され、巧妙に作られた画面で被害者をだまします。

一度送金してしまうと、さらなる手数料や税金を要求されるという悪循環に陥り、被害額が膨らんでいきます。

手口2:インスタグラムなどSNS経由で接近

詐欺師はインスタグラムを始めとするSNSを活用して被害者に接近します。

特にインスタグラムでは、魅力的な写真を多数投稿して成功者を演出し、フォロワーを増やして信頼性を高めます。

投稿には高級車、豪華なディナー、海外旅行の写真などが含まれ、経済的に余裕のある生活をアピールします。

これらの写真は実際には他人のものを転載したものです。

コメントやダイレクトメッセージを通じて自然な形で会話を始め、共通の趣味や関心事を見つけて親近感を演出します。

SNSの特性を活かし、日常的な投稿を通じて被害者に親しみやすい印象を与え、警戒心を解いていきます。

フォロワー数やいいね数も操作されている場合が多く、人気があるように見せかけて信頼性を高める手法も使われています。

手口3:社会的地位の高い職業を装う

国際ロマンス詐欺師は、被害者からの信頼を得るために医師や軍人などの社会的地位の高い職業を装います。

これらの職業は社会的信用度が高く、安定した収入があると認識されているため、被害者が安心感を抱きやすいからです。

医師を装う場合は、医療用語を巧みに使い分け、病院での勤務風景を装った写真を送ってきます。

軍人の場合は、制服姿の写真や軍事基地らしい背景の画像を使用します。

これらの写真は他人のものやインターネット上から転載したものです。

被害者は社会的地位の高い相手からアプローチされたことで、特別感を感じ、より信頼しやすくなってしまいます

職業への憧れや尊敬の念が、冷静な判断を阻害する要因となっています。

手口4:戦争、病気を理由に送金を要求してくる

詐欺師は被害者の同情心を誘うために、戦争や重篤な病気を理由とした緊急事態を装い、送金を要求してきます。

「負傷して緊急手術が必要」「自分や家族が重病になった」という設定で同情を引きます。

これらの状況は全て作り話であり、被害者の感情に訴えかけて冷静な判断を奪うことが目的です。

緊急性を強調することで、被害者に十分な検討時間を与えず、感情的な判断をさせようとします。

送金後は状況が好転したという報告があり、被害者は安心しますが、

しばらくするとまた別の緊急事態が発生したという連絡が来て、再度の送金を要求されます。

このパターンを繰り返すことで、被害額を拡大させていきます。

手口5:長期間の信頼構築後に高額請求する

国際ロマンス詐欺の特徴的な手口の一つが、長期間をかけて信頼関係を構築してから高額な金銭を要求することです。

詐欺師は数か月から1年以上の時間をかけて、毎日愛情深いメッセージを送り続け、被害者との絆を深めていきます。

この期間中は一切金銭の要求をせず、純粋な恋愛関係を演出します。

被害者が完全に信頼し、深い感情移入をした段階で、突然の緊急事態や投資話を持ちかけてきます。

長期間の関係構築により、被害者は相手を疑うことができなくなり、高額な要求にも応じてしまいがちです。

最初の要求額は比較的少額でも、一度送金すると「追加費用が必要」「手続きが複雑になった」などの理由で、段階的に要求額を増やしていきます。

時間をかけた心理的操作により、被害者の判断力は完全に麻痺してしまい、冷静な判断ができない状態に陥ります

手口6:韓国人を装う詐欺も

近年の国際ロマンス詐欺では、韓国人を装う手口も増加しています。

韓国ドラマやK-POPの人気により、韓国人男性に憧れを持つ日本人女性が多いことを悪用した手口です。

詐欺師は韓国の人気俳優やアイドルの写真を無断使用し、韓国語を交えたメッセージを送って本物らしさを演出します。

韓国の文化や習慣についてインターネットで調べた知識を駆使し、リアリティのある会話を心がけます。

また、韓国は日本に地理的に近く、実際に会うことが現実的に可能だという印象を与えることで、被害者の警戒心を下げる効果もあります。

しかし、実際に会う約束をすると体調不良や仕事の都合を理由にキャンセルを繰り返し、結局会うことはできません

なぜ国際ロマンス詐欺に騙されてしまう?

疑問

ハロー効果

ハロー効果とは、一つの優れた特徴によって、その人の他の部分も優秀だと錯覚してしまう心理現象です。

国際ロマンス詐欺の場合、「医師=信頼できる人だ」「軍人=責任感が強い人だ」と判断してしまうことが当てはまります。

また、美男美女の写真を使用することで、外見的な魅力というハロー効果も活用します。

魅力的な外見の人からアプローチされることで、被害者は舞い上がってしまい、冷静な判断ができなくなります。

詐欺師はこの心理を熟知しており、初期段階で強いインパクトを与えて、被害者の判断力を奪うことに成功します。

一度ハロー効果が働くと、その後の詐欺師の行動も肯定的に解釈してしまうため、被害が拡大しやすくなります。

サンクコスト効果

サンクコスト効果とは、既に投資した時間や金銭が無駄になることを恐れて、間違った選択を継続してしまう心理現象です。

国際ロマンス詐欺では、被害者が長期間にわたって相手とのやり取りに時間と感情を投資しているため、関係を終わらせることができなくなります。

数か月から1年以上もの間、毎日愛情深いメッセージを交わし、将来の計画まで話し合っている状況で、「この人が詐欺師かもしれない」と疑うことは心理的に非常に困難です。

また、一度送金してしまうと、「これまでの投資を無駄にしたくない」という気持ちから、さらなる要求にも応じてしまいがちです。

詐欺師はこの心理を巧みに利用し、段階的に被害者の投資を増やしていきます。

被害者は冷静に考えれば疑わしい点に気付くことができても、これまでの投資を無駄にしたくないという感情が判断を曇らせてしまいます

正常バイアス

正常バイアスとは、自分にとって都合の悪い情報を軽視し、正常な状態が続くと思い込んでしまう心理現象です。

国際ロマンス詐欺の被害者は、周囲から「それは詐欺かもしれない」と警告されても、「この人に限って詐欺なんてありえない」と考えがちです。

詐欺に関するニュースを見ても、「自分とは関係ない」と感じ、危険性を過小評価してしまいます。

また、相手の言動に矛盾や不審な点があっても、「きっと何か事情があるはず」「文化の違いかもしれない」と合理化してしまいます。

この心理現象により、客観的に見れば明らかに怪しい状況でも、被害者は危険を認識できません

正常バイアスは人間の自然な防衛機制でもありますが、詐欺師はこの心理を熟知しており、被害者が正常バイアスを働かせるような状況を意図的に作り出します。

国際ロマンス詐欺の見分け方8選

詐欺

1. プロフィールの顔が良すぎる

国際ロマンス詐欺を見分ける最も簡単な方法の一つが、相手のプロフィール写真をチェックすることです。

詐欺師は被害者の関心を引くために、モデルや俳優レベルの美男美女の写真を使用します。

これらの写真は本人のものではなく、インターネット上から転載したりAIで生成したものです。

あまりにも整った顔立ちで、まるで雑誌の表紙のような完璧な写真が使われている場合は要注意です。

また、プロフィール写真が1枚しかない、角度や表情が似たような写真ばかり、背景が不自然に加工されているなどの特徴も見られます。

Googleの画像検索機能を使って、相手の写真を検索してみると、同じ写真が別の名前で複数のサイトに掲載されていることがあります。

完璧すぎる外見に惑わされず、冷静に判断することが重要です。

2. メッセージの日本語がおかしい

国際ロマンス詐欺のメッセージは、日本語に不自然な点が見つかることがあります。

外国人が詐欺師の場合もあるため、文法が間違っている、漢字の使い方がおかしいなどの特徴があります。

また、日本人が普段使わないような堅い表現や、ビジネス文書のような敬語を多用する傾向も見られます。

最近では翻訳技術が向上しているため、以前ほど明らかな間違いは減っていますが、それでも不自然さは残ります。

特に、感情を表現する部分で不自然な日本語が使われることが多く、愛情表現が機械的で型にはまったような印象を受けます。

相手が外国人だからといって日本語が不完全でも当然だと思いがちですが、毎回同じような表現しか使わないなどの場合は疑いを持つべきです。

3.知り合ってすぐにアプローチしてくる

通常の恋愛関係では、お互いを知るための時間をかけてから親密になっていくものですが、詐欺師は短期間で強烈な愛情表現をしてきます。

知り合って数日から数週間という短い期間で「運命を感じる」「今まで会った人の中で一番素晴らしい」」などの言葉を頻繁に使います。

これは被害者を舞い上がらせ、冷静な判断力を奪うことが目的です。

相手のことをほとんど知らない段階から、将来の計画や結婚について具体的に話し始めるのも詐欺の特徴です。

真剣な恋愛を求める人ほど、このような積極的なアプローチに心を奪われてしまいがちですが、あまりにも急速に発展する関係には警戒が必要です。

本物の恋愛関係であれば、もっと自然なペースで関係が深まっていくはずです。

4. ビデオ通話で顔出しを避ける

現代ではビデオ通話が一般的になっているにも関わらず、詐欺師は様々な理由をつけてビデオ通話での顔出しを避けます

「仕事が忙しくて時間がない」「インターネット環境が悪い」「カメラが故障している」など、もっともらしい理由を並べて顔を見せようとしません。

本人の写真を使っていないため、ビデオ通話をすれば即座にウソだとバレてしまうからです。

真剣に恋愛関係を築こうとしている相手であれば、お互いの顔を見て話したいと思うのが自然です。

長期間やり取りをしているのに、一度もビデオ通話をしない、提案すると理由をつけて断る場合は、詐欺を疑うべき重要なサインです。

5. 会ったことがないのに投資の話をしてくる

詐欺師は恋愛感情を利用して投資詐欺に誘い込むため、まだ実際に会ったことがない段階で投資の話を持ちかけてきます。

「特別な投資案件がある」「僕の投資方法を教えてあげる」などと言って、投資への参加を促します。

また、「君だけに特別に教える」「絶対に儲かる方法がある」など、一般的には怪しいとされる謳い文句を使います。

投資の専門知識があるように振る舞い、複雑な用語を使って被害者を混乱させようとするのも特徴です。

真剣な恋愛を考えている相手であれば、金銭的な話題よりも、お互いの人格や価値観を知ることを優先するはずです。

6. 病気や戦争を理由にお金を要求してくる

詐欺師は被害者の同情心を誘うために、深刻な病気や戦争などの緊急事態を装って金銭を要求してきます。

「突然重い病気になって手術費が必要」「家族が事故に遭って治療費が必要」など、人道的な理由を前面に出します。

これらの状況はすべて作り話であり、被害者の感情に訴えかけて冷静な判断を妨げることが目的です。

緊急性を強調することで、被害者に十分な検討時間を与えず、感情的な判断を促します。

また、「君にしか頼めない」「他に相談できる人がいない」という言葉で特別感を演出し、責任感の強い人の心理を巧みに操ります。

本当に緊急事態に陥っている人であれば、まず身近な家族や友人、所属組織に相談するはずです。

会ったこともない相手に金銭的支援を求めるのは、明らかに不自然な行動といえます。

7. プライベートな回答を避けてくる

詐欺師は偽の身元を使っているため、具体的な質問に対しては曖昧な回答をする傾向があります。

出身地の詳しい情報、学生時代のエピソード、家族構成の詳細、趣味に関する専門的な知識などについて聞かれると、一般的で当たり障りのない回答しかできません

また、質問をはぐらかしたり、話題を変えたりすることも多くあります。

写真についても、「なぜいつも一人で写っているの?」「友人や家族との写真はないの?」という質問に対して明確な答えを避けがちです。

さらに、逆に相手のことについて詳しく聞きたがる一方で、自分のことは話したがらないという一方的なコミュニケーションも詐欺の特徴です。

相手が個人的な質問を避ける場合は、詐欺を疑う重要な手がかりとなります。

8. 直接会うことを避けるまたはドタキャン

国際ロマンス詐欺師は絶対に被害者と直接会うことができないため、様々な理由をつけて面会を避けます。

長期間やり取りをしていても、「仕事が忙しい」「出張が延長された」「ビザの問題がある」などの理由で会うことを先延ばしにします。

具体的な面会の約束をした場合でも、直前になって「急に手術が入った」「家族に緊急事態が起きた」などの理由でキャンセルします。

このパターンを何度も繰り返すのが詐欺の典型的な特徴です。

また、会えない理由についても、もっと具体的で検証可能な説明をするはずです。

何度も面会の約束が破られる、会う話をすると話題を変えるなどの行動が見られる場合は、詐欺である可能性が極めて高いといえます。

国際ロマンス詐欺への対処法3選

個人情報は極力与えない

国際ロマンス詐欺から身を守るためには、オンラインで知り合った相手に個人情報を安易に教えないことが重要です。

本名、住所、電話番号、勤務先、収入などの詳細な個人情報は、詐欺師にとって格好の材料となります。

これらの情報を基に、より精巧な詐欺の筋書きを組み立てたり、他の詐欺に悪用したりする可能性があります。

また、SNSのアカウント情報や写真も、なりすましに使われる危険があります。

相手がどんなに信頼できそうに見えても、実際に会って関係が確実になるまでは、個人情報の開示は最小限に留めるべきです。

特に、資産状況や投資経験については絶対に話してはいけません。

詐欺師はこの情報を元に、被害者の経済力を判断し、要求する金額を決定するからです。

相手から個人情報を求められた場合は、その理由を明確に確認し、必要性に疑問を感じたら提供を拒否する勇気を持つことが大切です。

相手の氏名・年齢・職業を確認する

オンラインで出会った相手については、相手が主張する氏名、年齢、職業について必ず詳細に確認することが重要です。

医師を名乗る場合は「どこの病院に勤務しているのか」「専門分野は何か」など、具体的な質問をしてみましょう。

軍人の場合は「どこの基地に所属しているのか」「階級は何か」などです。

本物であれば、これらの質問に詳しく答えることができるはずです。

また、インターネット検索やSNSで相手の職業や所属組織を調べてみることも有効です。

相手が実在する病院や軍事基地の名前を出している場合でも、実際にその組織に所属しているかは別問題です。

詐欺師は具体的な質問をされると曖昧な答えしかできないか、話題を変えようとする傾向があります。

渡航費など金銭の要求には応じない

国際ロマンス詐欺では、最終的に必ず金銭の要求が行われます。

どんなに信頼関係を築いていても、「日本に会いに行くための渡航費が足りない」「緊急事態で医療費が必要」などの理由で送金を求められた場合は、絶対に応じてはいけません。

本物の恋人であれば、自分の渡航費は自分で用意するのが当然です。

また、本当に緊急事態が発生した場合でも、まず身近な家族や友人、所属組織に相談するはずです。

金銭の要求があった時点で、それまでの関係がすべて詐欺だったと考えるべきです。

「少額だから」「一時的な貸付だから」という理由で応じてしまうと、さらに高額な要求が続き、被害が拡大します。

どんなに相手を信頼していても、金銭の要求には毅然として断る態度を貫くことが重要です。

相手が本物であれば、金銭的支援を断っても理解を示すはずです。

詐欺かどうか迷ったときの対処法

相手が詐欺師かどうか判断に迷った場合は、第三者の意見を聞くことで、自分では気づかない問題点が見えてくる場合があります。

消費者生活センターや警察の相談窓口に連絡し、専門家のアドバイスを求めることも有効です。

すでに送金してしまって、返金を求めたいなら無料相談をしている弁護士に問合せすることをオススメします。

まとめ:可能性は低いが、返金を求めるなら弁護士へ

ワンポイント 

国際ロマンス詐欺は、恋愛感情を悪用した極めて悪質な犯罪です。

被害者の多くが40代以上の男女ですが、年齢や性別を問わず誰でも標的になる可能性があります。

詐欺師は長期間をかけて信頼関係を築き、最終的に高額な金銭を騙し取ります。

オンラインでの出会いが一般的になった現代だからこそ、正しい知識と警戒心を持って、安全に人間関係を築いていくことが求められています。

もう国際ロマンス詐欺に騙されてしまった!という方は…

既に被害に遭ってしまった方、詐欺かもしれないと不安を感じている方は、一人で悩まず専門家にご相談ください。

フォワード法律事務所では、詐欺被害の回復に向けて全力でサポートいたします。

ただし、海外送金したケースでは返金の可能性が著しく下がります。口座凍結が困難であるためです。

初回相談は無料で受け付けており、あなたの状況に応じた最適な解決策をご提案いたします。

ぜひお気軽にご相談ください。

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フォワード法律事務所 保坂 康介

法律事務所FORWARD 代表弁護士

監修者:保坂 康介(ほさか こうすけ)

弁護士登録から11年が経過し、これまで一つ一つの案件に丁寧に向き合い、着実に実績を積み重ねてまいりました。借金問題解決を強みとしており、今後も皆様と共に前進し、弁護士として的確な法的サポートを提供できるよう努めてまいります。

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