本当に稼げる副業です!
スマホで簡単収入ゲット!
というような副業広告を、見たことはありませんか?
実はこれ、実際に行われている副業詐欺の勧誘フレーズなんです。
動画のスクリーンショットを取るだけの副業を始めたはずが、違約金と称して逆に140万円だまし取られたという事例もあります(警察庁)。
下記3つの手段での送金を要求されたら、99%詐欺だと思ってください。
- 暗号資産での振り込み
- ギフトカードでの送金
- 個人口座への振込
これらの手段で送金してしまうと、被害の回復が困難になります。
本記事では、スマホを使った副業の実態と、怪しい案件の見分け方について詳しく解説します。
目次
結論:スマホ副業には怪しい勧誘が多い

スマートフォンを使った副業の中には、確かに安全で本当に稼げるものもあります。
しかし、一方で詐欺や悪質な勧誘が数多く混在しているのが実態です。
だからこそ、始める前に運営元の信頼性を確認し、現実的でない高額報酬の提示には注意を払う必要があります。
運営元の信頼性をよく確かめることが大切
副業を始める際には、必ず運営会社の情報を確認しましょう。
会社の名称、所在地、代表者名、連絡先などが明記されているかをチェックすることが重要です。
まっとうにビジネスをしている企業であれば、情報を公開してはずです。
逆に、これらの情報が不明確な場合は、詐欺の可能性が高いと判断できます。
インターネットで会社名を検索し、口コミや評判を調べることも有効な手段です。
「1か月で月収30万円」は99%詐欺
現実的に考えて、スマートフォンを使った簡単な作業だけで月収30万円を稼ぐことは困難です。
このような高額報酬を謳う案件は、詐欺や悪質な勧誘である可能性が極めて高いです。
例えば、データ入力やアンケート回答などの単純作業では、通常1件あたりの報酬は数円から数十円程度です。
月収30万円を達成するには、膨大な量の作業をこなす必要があり、現実的ではありません。
あまりにも好条件な報酬提示には、必ず裏があると考えるべきです。
怪しいスマホ副業や詐欺の特徴と実態

詐欺や悪質な副業には、いくつかの共通する特徴があります。
この章では、詐欺の典型的な特徴を5つ紹介します。
運営会社の情報がほとんど載っていない
信頼できる企業であれば、会社の情報を明確に公開しています。
しかし、怪しい副業案件では、運営会社の名前や所在地、連絡先などが不明確です。
理由は、詐欺を行っている業者は、身元を隠すことで逃げやすくするためです。
特定商取引法に基づく表記がない、または虚偽の情報が記載されている場合もあります。
会社の情報が確認できない案件には、絶対に手を出さないようにしましょう。
月給50万円などの高額報酬をアピール
現実離れした高額報酬を前面に出している案件は、詐欺の可能性が高いです。
「誰でも簡単に稼げる」「スキルや経験不要で高収入」といった文言も要注意です。
通常、高収入を得るには専門的なスキルや多くの時間が必要です。
スマートフォンでの簡単な作業だけで高額報酬を得られることは、ほぼありません。
あまりにも条件が良すぎる場合は、必ず疑問を持つべきです。
稼ぐための方法が現実的にあり得ない
具体的な作業内容が説明されず、抽象的な表現ばかりの案件は危険です。
「スマートフォンをタップするだけ」「動画を見るだけで収入」といった説明では、どのようにして収益が発生するのか不明です。
理由は、詐欺業者は実際には存在しない仕事を作り出し、人を騙そうとしているためです。
また、収益の仕組みが説明できない案件は、ねずみ講やマルチ商法の可能性もあります。
具体的で現実的な作業内容が示されていない案件は避けましょう。
LINEやSNSだけで取引が完結する
正規の企業であれば、公式のウェブサイトや契約書を用いて取引を行います。
しかし、詐欺案件ではLINEやSNSのDMだけでやり取りが進められます。
理由は、証拠を残さないようにし、後から追跡されにくくするためです。
また、急かされて即座に決断を迫られることも、詐欺の典型的な手口です。
正式な契約書や公式サイトがない取引には、応じないようにしましょう。
安全なスマホ副業の見分け方4選

ここまで怪しい副業の特徴を見てきましたが、安全な副業を見分けるポイントもあります。
この章では、信頼できる副業を選ぶための4つの方法を紹介します。
運営会社の情報を確認する
信頼できる副業サービスは、必ず運営会社の詳細情報を公開しています。
会社名、所在地、代表者名、連絡先、事業内容などが明記されているか確認しましょう。
法律により事業者はこれらの情報を表示する義務があります。
また、会社のウェブサイトが存在し、きちんと運営されているかもチェックポイントです。
情報が不透明な案件は避け、明確に情報を公開しているサービスを選びましょう。
宣伝文句のパターンを覚える
詐欺案件には、特徴的な宣伝文句があります。
- 「誰でも簡単」
- 「高額報酬」
- 「スキル不要」
- 「短期間で大金」
といった言葉が並んでいたらかなりの確率で詐欺です。
また、「期間限定」「今だけ」といった緊急性を煽る表現も、詐欺の常套手段です。
これらのパターンを覚えておき、該当する案件は避けるようにしましょう。
勧誘パターンを知る
詐欺の勧誘には、いくつかの共通したパターンがあります。
- SNSでの突然のメッセージ
- 友人や知人からの紹介を装った接触
- 無料セミナーへの誘導
理由は、親しみやすさや信頼感を演出し、警戒心を解くためです。
また、最初は親切に対応し、徐々に本題に入っていくという段階的な手法も使われます。
これらの勧誘パターンを知っておくことで、早い段階で詐欺を見抜けます。
良い口コミや実績のあるサービスから選ぶ
安全な副業を選ぶには、実際に利用した人の口コミや評判を参考にすることをオススメします。
大手のポイントサイトやクラウドソーシングサービスなど、実績のあるサービスを選びましょう。
多くの利用者がいるサービスほど、透明性が高く安全性が確保されているためです。
インターネット上の複数の情報源から口コミを確認し、総合的に判断することが大切です。
逆に、口コミがまったく見つからない新しいサービスは、慎重に検討する必要があります。
怪しいスマホ副業や詐欺の手口5選

詐欺師たちは、様々な手口を使って人を騙そうとします。
ここでは、特によく見られる5つの手口について解説します。
初期費用が必要と言われる
「登録には初期費用が必要」「教材を購入しないと始められない」といった要求は、詐欺の典型です。
最初は数千円程度の少額から始まり、後から追加で高額な費用を請求されることがあります。
理由は、一度お金を払わせることで、心理的に引き返しにくくさせるためです。
また、払ったお金を取り戻そうとして、さらに深みにはまってしまうケースもあります。
副業を始めるのに高額な初期費用が必要な案件は、基本的に避けるべきです。
SNSのダイレクトメッセージで勧誘される
知らないアカウントから突然メッセージが届き、副業を勧められることがあります。
「友人の紹介で」「あなたに特別なチャンスを」といった親しみやすい文面で接触してきます。
しかし、これらは無差別に送られている詐欺の勧誘メッセージです。
理由は、SNSを通じて多くの人に一度にアプローチできるため、詐欺師にとって効率的だからです。
知らない人からの副業の勧誘には、決して返信しないようにしましょう。
身分証の提出が求められる
副業を始める前に、運転免許証やマイナンバーカードなどの身分証明書の提出を求められることがあります。
正規のサービスでも本人確認が必要な場合はありますが、詐欺では個人情報を悪用する目的で要求されます。
理由は、身分証の情報を使って別の犯罪に利用したり、闇金融に情報を売ったりするためです。
安易に身分証を送ると、自分の知らないところで犯罪に巻き込まれる危険があります。
信頼できる相手でない限り、身分証の提出は慎重に判断しましょう。
最終的に高額な投資ツールを買わされる
最初は簡単な作業で稼げると謳っておきながら、最終的に高額な投資用のソフトウェアやツールの購入を迫られます。
「これを使えばさらに稼げる」「先行投資が必要」といった理由で、数十万円から数百万円の支払いを要求されます。
しかし、購入したツールは実際には価値のないものであり、お金を騙し取られるだけです。
理由は、これが詐欺の本当の目的であり、最初の副業紹介は単なる入り口に過ぎないためです。
高額なツールやシステムの購入を勧められたら、詐欺だと判断して断りましょう。
解約や返金ができない仕組みになっている
契約後に「やはり辞めたい」と思っても、解約や返金に応じてもらえないケースがあります。
契約書には小さな文字で「返金不可」と書かれていたり、そもそも契約書自体が存在しなかったりします。
理由は、詐欺師は最初から返金する気がなく、お金を騙し取ることだけを目的としているためです。
また、連絡先が突然使えなくなり、業者と連絡が取れなくなることもあります。
契約前に、解約や返金に関する規定をしっかり確認することが重要です。
データ入力のスマホ副業なら安全?

データ入力の副業は、一見すると安全で簡単に思えるかもしれません。
しかし、実際には詐欺の入り口として利用されることもあります。この章では、データ入力を装った詐欺の手口について解説します。
実は詐欺の入り口として使われている手口
「データ入力の仕事」と称して募集をかけ、応募者に高額な教材やシステムを売りつける詐欺があります。
最初は「誰でもできる簡単な作業」と説明し、興味を引きます。
しかし、実際に仕事を始めるには「専用のソフトウェアが必要」といった理由で、お金を要求されます。
データ入力という身近な作業名を使うことで、警戒心を解くためです。
データ入力の副業を選ぶ際も、運営元の信頼性をしっかり確認しましょう。
最終的に闇バイトに誘導される可能性も
データ入力と称して応募させ、実際には違法な仕事に誘導されるケースもあります。
例えば、個人情報を掴むことで逃げられなくして、詐欺の手助けをさせたりする闇バイトです。
一度関わってしまうと、抜け出すのが困難になることもあります。
少しでも怪しいと感じたら、すぐに関係を断ち切ることが重要です。
単価が低すぎるので大きく稼げない
また、データ入力は1件当たりの単価が10円程度であることが多いです。
時給換算すると300円程度になることも珍しくないので、データ入力はおすすめできません。
もしスマホ副業に取り組むなら、WEBライティングや動画編集などある程度スキルが必要なものを選びましょう。
怪しいスマホ副業詐欺に遭ったときの対処法

万が一、詐欺に遭ってしまった場合でも、適切な対応をすることで被害を最小限に抑えられます。
この章では、詐欺に遭った際の具体的な対処法と相談先について解説します。
LINEをブロックし連絡を絶つ
詐欺だと気づいたら、まずは相手との連絡を完全に断ち切りましょう。
LINEやSNSでやり取りしている場合は、すぐにブロックして追加のメッセージを受け取らないようにします。
理由は、相手と連絡を続けていると、さらに被害が拡大する可能性があるためです。
また、脅迫や追加の要求をされることもあるので、きっぱりと関係を断つことが重要です。
感情的にならず、冷静に対処することが求められます。
お金を要求されても払わない
詐欺師は、様々な理由をつけて追加のお金を要求してくることがあります。
「返金には手数料が必要」「キャンセル料が発生する」といった名目で、さらにお金を騙し取ろうとします。
一度お金を払った人は、さらに支払いに応じやすいという心理を利用しているためです。
しかし、どのような理由があっても、追加のお金を払ってはいけません。
支払いを拒否し、すぐに専門機関に相談することが大切です。
消費生活センターや警察に相談する
詐欺被害に遭った場合は、消費生活センター(188番)に相談しましょう。
専門の相談員が対応し、具体的なアドバイスをしてくれます。
理由は、消費生活センターは消費者トラブルの相談窓口として、豊富な知識と経験を持っているためです。
また、被害額が大きい場合や犯罪性が高い場合は、警察にも被害届を出すことができます。
早めに相談することで、適切な対応策を見つけることができます。
弁護士に返金の可能性があるか聞いてみる
消費生活センターや警察への相談だけでは解決しない場合、弁護士に相談することも選択肢です。
弁護士は法的な手続きを通じて、返金を求めることができます。
理由は、専門的な法律知識を持つ弁護士であれば、より強い交渉や法的措置が可能だからです。
ただし、弁護士費用が発生するため、被害額と費用を比較して判断する必要があります。
無料相談を行っている法律事務所もあるので、まずは相談してみることをお勧めします。
まとめ:怪しいスマホ副業は若い人が狙われる

スマホ副業は、手軽に始められる一方で、詐欺のリスクも高いことを忘れてはいけません。
特に若い世代は、SNSを日常的に使用しているため、詐欺師のターゲットにされやすい傾向があります。
若い人ほど収入を増やしたいという意欲が強く、警戒心が比較的低いためです。
本記事で紹介した詐欺の特徴や手口を理解し、怪しい案件には絶対に手を出さないようにしましょう。
副業を始める際は、必ず運営会社の信頼性を確認し、現実的でない高額報酬の提示には注意を払ってください。
スマホ副業詐欺でお金を払ってしまった人へ
既に詐欺に遭い、お金を払ってしまった場合でも、諦める必要はありません。
まずは相手との連絡を断ち、消費生活センターや警察に相談することが最優先です。
早期の対応によって、振込先の犯罪口座にお金が残った状態で口座凍結できるので、返金の可能性を高めることができるためです。
決して一人で抱え込まず、専門家の力を借りて対処しましょう。

法律事務所FORWARD 代表弁護士
監修者:保坂 康介(ほさか こうすけ)
弁護士登録から11年が経過し、これまで一つ一つの案件に丁寧に向き合い、着実に実績を積み重ねてまいりました。借金問題解決を強みとしており、今後も皆様と共に前進し、弁護士として的確な法的サポートを提供できるよう努めてまいります。



