契約書とは、相手方と取引をするにあたり、お互いに守らなくてはならない約束事を記載したものです。契約当事者は、一定の例外を除き、契約条件や内容を自由に決めることができ、そしてこの契約内容に法的にも拘束されることとなります。
しかし、当事者双方で決めた契約内容に法律上問題のある事柄が記載されていたり、こちらにとって過度に不利益な条件となっていたり、あるいはあいまいな表現が用いられていたりするときなどは、それによって不測の損害を受けるリスクを背負うことにもなります。
また、インターネット等で拾ってきた契約書の雛形をそのまま流用するときなどは、会社に対する社会的信用が失われる事態を招く危険すら出てきます。
このような事態を回避し、会社の財務基盤や信頼性を盤石なものとしておくためにも、契約締結前において、弁護士による契約書のリーガルチェックを経ておく必要があるのです。